魅惑のコロンビア | コロンビア旅行記

旅行記

想像するだけでわくわくするような世界遺産・絶景・大自然の旅!一生に一度は行ってみたい…マチュピチュ遺跡、ウユニ塩湖、ギアナ高地…。
でも、服装や持ち物は?フリープランの食事はどうしたらいいの?ホテルや治安は?
ガイドブックなど、まだまだ情報が少ない地域への旅の様子を世界遺産ファクトリーのスタッフがレポートいたします。
今回は南米のコロンビアへ行ってきました。南米の中でもまだまだあまり知られていないコロンビアは、
美食と美女と緑豊かな麗しい国でした。そんなコロンビアの旅の魅力をご紹介!
旅行記の引用元:<弊社STWORLDサイトから http://stworld.jp/ >

魅惑のコロンビア

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  • エリア:カルタヘナ
  • テーマ:世界遺産
  • 時期:2012/2/24~2012/2/28
  • 投稿日:2012/3/5
  • 投稿者:佐賀宏子
南米のコロンビアへ研修に行ってまいりました。コロンビアと聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか。危ない国?サッカーの国?知られざるコロンビアの魅力を大解剖!いたします。
コロンビアは南米大陸の北端、中米の“付け根”にあたる国。首都のボゴタは南米をチリまで貫くアンデス山脈の中腹、標高約2,640mの高地に位置しています。そのため、赤道に近いながらも通年冬から春のような気候です。
世界のクルーズ船も寄港する世界遺産カルタヘナはカリブ海に面したコロニアル都市。2月の気温は30℃。
の他にも農業が盛んな高原や、砂漠地帯、アマゾンなど豊かな自然がコロンビアの第一の特徴です。
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今回は成田を出発し、アメリカのワシントンからコロンビア第一の航空会社アビアンカ航空に試乗しました。
南米の航空会社って安全性はどうなの?日本では情報が少なく不安も多いですが、地球の向こう側では大手の航空会社の一つ。

搭乗手続きも日本となんら変わらず、自動チェックイン機もありシステマチックです。
機材も比較的新しく、移動時間40分の国内線にも個人モニターとフットレストが!嬉しい驚きです。
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旅のはじめはコロンビアで最も人気のあるカルタヘナの町から。

スペイン人がペルーのインカ帝国を滅ぼした16世紀以来、南米各地より金銀が集められ、最も重要な輸出港として栄えました。カリブの海賊などの強奪から守るために築かれた城壁や旧市街の建物は、よーく見るとすべてサンゴ石の石灰岩でできています!

城壁の中の旧市街は当時の面影をよく残し、ノスタルジックな感覚を味わえます。
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16世紀のホテルを改築した“ブティック・ホテル”ではプライベートな滞在が楽しめること間違いなし。

中には有名デザイナーが手がけたホテルもあり、ヨーロッパのお客様に大人気です。
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続いて日本でも有名なコロンビア・コーヒーの産地 “コーヒー・トライアングル”へ。

コーヒーの栽培に適した石灰質の土壌、降水量、標高の黄金率がそろっているのは世界でも限られています。加えてコロンビアは、ケニア・タンザニアとともに二期作が可能な世界でも貴重な大変地域。

コーヒートライアングルに点在するアシエンダ(農園)ではコロンビア・コーヒーが生み出される過程を学ぶことができます。
2011年に世界遺産にも登録され、最近日本のテレビ局も撮影に訪れたそう。注目度はますます高まっています!
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最後に訪れたのは首都のボゴタ。

政府の努力により治安が大幅に改善されたボゴタ。近年では世界の企業が進出し、ブラジルと共に今最も急成長している南米の国の一つです。

市内にはコロンビアの黄金伝説を物語る『黄金博物館』をはじめ見ごたえのある博物館がいくつもあります。
かと思えば、ボゴタの周辺には16世紀からの町並みを残す小さな町や、かつての塩山の坑道に作られた世界でもユニークな教会、日帰りでアクティビティが楽しめる自然もあり、数日の滞在では到底足りません。
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シーフード、ビーフ、チキン、ポークとバラエティ豊かなコロンビア料理。中南米の他の国々からもコロンビアの食を楽しみに旅行に来る観光客が多いのだとか!私たちが韓国旅行に行く感覚でしょうか…。

おいしいお酒に、“世界の3C”に数えられる美人の多い国、コロンビアの魅力は歴史や自然に尽きません。

豊かな土地のために、かつて麻薬の栽培や麻薬カルテルの温床となってしまった悲運のコロンビア。実際には平和な生活を願う穏やかな人々の国ということが訪れてみて感じられました。

今後の変化が期待されるコロンビアに、ぜひ注目してみてください!