南部アフリカ 世界遺産旅行 エリア紹介 -アドベンチャーコレクション

南部アフリカの世界遺産を訪ねる旅
ケープタウン
ケープタウン イメージ
 

ケープタウンはヨハネスブルグに次ぐ大都市で、南アフリカを代表するリゾートタウン。また共和国議会が開かれる立法府の首都でもあります。1652年にオランダ東インド会社の補給基地として建設したのがこの街の始まりで、国の発祥の地として「マザーシティー」と言われています。街のシンボルのテーブルマウンテンの麓には歴史気建造物や近代的な高層ビルが混在し、様々な表情を見せている。ウォーターフロントと呼ばれる港周辺には19世紀のヴィクトリア朝の街をイメージして再開発されたショッピングセンター、レストランや高級ホテルが立ち並び、地元の人や観光客で賑わっています。また、ケープタウン周辺には観光資源が豊富で、南アフリカ観光のハイライトになっています。
テーブルマウンテン イメージ
テーブルマウンテン
  TABLE MOUNTAIN
岩盤でできた海抜1,087mの山の頂上は、地盤の柔らかい部分が風雨で削り取られ、硬い地盤だけが台形状に残ったため平らに見えます。そこからテーブルマウンテンと呼ばれるようになりました。頂上へ向かうロープウェイは、ゴンドラが回転しながら登っていくので、360度の景色を楽しむことができます。展望台からの眺めも素晴らしく、ケープタウン市街が一望でき、天気のいい日には喜望峰まで見渡せます。また山全体が国立公園になっており、1,500種類もの植物や小動物が生息しています。

喜望峰
喜望峰
  CAPE OF GOOD HOPE

長い間アフリカ最南端と信じられてきた「喜望峰」の名は、バスコ・ダ・ガマが初めてインド航路を発見したのを記念して、ポルトガルの王マヌエル1世により名付けられました(現在の最南端は喜望峰の東南東に位置するアグラス岬)。ケープポイントでは展望台からインド洋との2つの海が出会う景色を望むことができます。また半島南部は自然保護区になっており、世界遺産にも登録されています。南アフリカの国花のプロテアやフィンボスなどの花が咲き、150種類以上の動物が生息しています。付近の海ではイルカやオットセイが泳ぎ、8〜11月には運がよければクジラを見ることもできます。

ボルダーズビーチ イメージ
ボルダーズビーチ
  BOULDERS BEACH
世界中の海岸線のなかでも最も素晴らしいケープ(岬)をもつといわれるケープ半島。南部アフリカのみに生息する体長60cmほどのケープ(アフリカン)ペンギンがいることで有名です。絶滅の危機の時期もありましたが、今日では活発な繁殖活動も行われています。人をあまり怖がらないのでペンギンたちを間近に見ることができます。


ロビン島 (ロベン島) イメージ
ロビン島 (ロベン島)
  ROBBEN ISLAND
ケープタウンのウォーターフロントから約14q沖、ボートで約30分ほどのところに浮かぶロビン島は、アパルトヘイト(人種隔離)時代、主に政治犯が収容されていた黒人専用の刑務所島です。過去には元大統領のネルソン・マンデラ氏も収容されていました。1959年の開所から1991年に最後の政治犯が釈放されるまでの約30年間、延べ3,000人の政治犯が収容されていました。1997年から島全体が博物館として公開されており、新観光名所となっています。1999年には南アフリカ初の文化遺産として世界遺産に登録されました。

シグナルヒル&ライオンズヘッド イメージ
シグナルヒル&ライオンズヘッド
  Signai Hill&Lion's Head
シグナルヒルから望むことのできるケープタウンの夜景はまるで宝石のよう。まばゆいばかりの光が澄み切きったケープタウンの空気でより輝きを放ちます。平日の正午に号砲を発する大砲があるため、シグナルヒルと呼ばれています。



ケープ植物区保護地域群 イメージ
ケープ植物区保護地域群
  PROTECTED AREAS OF THE CAPE
テーブルマウンテン、ケープ半島など約55万haに及ぶ広大なエリアがケープ植物区保護地域として、2004年世界自然遺産として登録されました。アフリカ全体の20%近い種類の植物が見られるなど、豊富な植生で知られています。カーステンボッシュ国立植物園は世界遺産の中に位置する唯一の植物園です。南アフリカの固有種が集められており、国花であるプロテアをはじめ庭園が整備されています。

ヨハネスブルグ
ヨハネスブルグ イメージ
 

ヨハネスブルグは南アフリカ共和国最大の都市で、国際空港もあり玄関口となる街です。1888年に蟻発見され、ゴールドラッシュで世界中にその名が知れ渡り急成長を遂げました。急激な人口増加に伴い治安の悪さは言うまでもなく、「世界一危険な都市」との悪名すらこうむっています。郊外のローズバンクやサントンは比較的治ェ落ち着いており、大型の高級ホテル、ショッピングセンターが揃Bトいます。南アフリカ最大の旧黒人居住区ソウェトには元大統領ネルソン・マンデラ氏が暮らしていた家の内部が公開されています。

スタークフォンテン洞窟
スタークフォンテン洞窟(人類のゆりかご)
  STERKFONTEIN CAVES
スタークフォンテン洞窟はヨハネスブルグから北西約35qに位置し、世界遺産にも登録されています。1947年におよそ200万年前の類人猿アウストラロピテクス・アフリカンス頭蓋骨が洞窟内で発見されました。人類のルーツを紐解く上でも重要なこのエリアは「人類のゆりかご」と呼ばれています。1999年にはユネスコの世界遺産に登録されました。広大なエリアには鍾乳洞や、発掘品が展示されている博物館などがあります。

プレトリア
プレトリア イメージ
 

標高1,370mの高地に位置し、夏でも爽やかな気候のプレトリアは、南アフリカ共和国の首都です。街中には緑と花々が溢れ、季節ごとに様々な花々が街を彩ります。春になると7万本を越えるジャガランダの花がいBケいに冊R、街を紫に染めます。別名「ジャガランダ・シティー」と呼ばれるほどに見事です。街自体は大きくはないが、チャーチ・スクエアを中心に旧南アフリカ連邦議会議事堂、裁判所など歴史的建造物があります。

クルーガー国立公園
クルーガー国立公園 イメージ
 

南アフリカの北東部に広がるクルーガー国立公園は総面積約2万キロ平方メートルを誇り、日本の四国に相当する面積を持ち、南アフリカ最大の自然公園です。1898年、当時のトランスバール共和国のポール・クルーガー大統領が動物が多いサビ川周辺一槍密猟から守るために保護区として指定したのが始まりです。それ以降敷地は拡鎗Bれ、生態系のバランスを保つための徹底した管理がされており、自然保護のお手本とされています。園内に生息する野生動物の種類と数は世界最多です。ゾウ、ライオン、サイ、ヒョウ、バッファローは「ビッグファイブ」と呼ばれ観光客に人気があり、南アフリカの紙幣のデザインともなっています。国立公園の西側の平原には私営動物保護区もあります。サファリの規制が国立公園に比べ厳しくないこともあり、多くの観光客が私営のプライベートロッジに宿泊します。



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