3000年の歴史を持つヒンドゥー教最大の聖地であるベナレス。
母なる大河ガンジス河で沐浴する巡礼者が次々と訪れます。
その沐浴する風景が世界中の人々にベナレスの魅力を増幅させ、多くの旅行者がこの地を目指します。
また、郊外にはブッダが初めて説法をした仏教の聖地サルナートがあります。
ヒマーラヤの水を集めたガンガーが悠々と平原を流れ、シヴァ神の額にかかる三日月形に曲がる所に、この古い町はある。
ベナレスはガンガーなしには考えられない。
ここベナレスでの時の流れは、大河ガンガーのように壮大な輪廻をたどり、すべての小道は河辺に通じていて、さまよっているといつの間にかガンガーの河辺にたどり着いている。
ヒンドゥーの信仰によれば、ガンガーの聖なる水で沐浴をすれば、すべての罪は浄められここで死に、遺灰がガンガーに流されれば、輪廻から解脱をえるという。
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